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山中城跡公園
案内所・売店がお休みの場合も、公園自体は特に施錠等なく、いつでも利用できます。
また、案内所・売店から200mほど坂を下ったところに入口のある大駐車場は門扉開閉(9:00-17:00)しますのでご利用可能です。
【百名城スタンプ・案内所・売店について】
案内所・売店の通常の通常の定休日は月曜日です。(祭日は営業、翌日休み)
日本百名城スタンプは、案内所・売店の入り口に設置されていますので、休業日、営業時間外でも、スタンプを押して頂くことが出来ます。
【御朱印】
休業日等、御朱印については、売店前のポストで注文可能です。
【パンフレット】
山中城跡パンフレット(PDFファイルを見る)
※冬季の売店営業時間変更について
冬季には、売店の営業時間が変更(短縮)される場合等がございます。(通常・10:00~16:00)詳しくはお電話等でご確認ください。
【2019年10月・台風19号による被害について】
2019年10月の台風19号により、園内でも倒木、堀の一部が崩れる等の被害が発生しました。現在、見学に大きな支障はありませんが、いまだ堀などは崩れたままの状態の箇所もございます。見学の際は、十分ご注意頂き、危険な箇所へは立ち入らないようご協力をお願い致します。
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目次
自然と調和した美しい障子堀、雄大な富士と対峙する山城跡
山中城は、戦国時代末期の永禄年間(1560年代)に、小田原に本城をおいた後北条氏が築城しました。
その後天正17年豊臣秀吉と不仲となった北条氏政は、秀吉の小田原攻めに備え、急遽堀や岱崎出丸(だいさきでまる)等の整備、増築を行ないました。
しかし翌天正18年(1590年)3月29日、増築が未完成のまま、4万の豊臣軍の総攻撃を受けました。
北条軍は4千で、必死の防戦もかいなく鉄砲と圧倒的兵力の前にわずか半日で落城したと伝えられています。
貴重な中世の山城
このときの城将松田康長、副将間宮康俊、豊臣方の一柳直末等武将の墓が三ノ丸にある宗閑寺境内にあります。
400年前の遺構がそのまま復元されている石を使わない土だけの山城は全国的にも非常に珍しいものです。
堀や土塁が良く残っており、尾根を区切る曲輪の造成法、架橋や土橋の配置など箱根山の自然の地形を巧みにとり入れた山城の作り方など、目を見張るものがあります。
昭和9年(1934年)国の史跡として指定されています。又、平成18年、歴史的な面、技術的な面で評価され、「日本百名城」にも選定されています。
※百名城のスタンプは山中城跡案内所・売店にて押すことができます。建物の外に用意されていますので、案内所・売店の営業時間外、定休日でもスタンプを押すことができます。
四つの見どころ
1. 障子堀
後北条の特長が良く現れている堀で、上から見ると、空堀の中に衝立障子のような掘り残し(障壁)があることから名付けられました。一列の畝堀も障子堀です。(写真1)
2. 本丸西橋
本丸から二ノ丸の間の堀にかかる橋で、左側半分は土橋。いざというときは右半分の木橋を堀に落とし、本丸への侵入を防ぐことができます。(写真2)
3. 睡蓮(すいれん)
二つの池があり、箱井戸は山中城将兵の飲料水。田尻の池は馬用の飲み水として使われたようです。季節には睡蓮(すいれん)の美しい花を見ることができます。(写真3)
※台風等の被害により、現在花が咲かない状態ですが、今後、再度花が見られるように整備予定です。
4. 山中城将の墓
城主松田康長、副将間宮康俊などの墓で、三ノ丸宗閑寺境内にひっそりと苔むしています。隣には豊臣方の武将一柳直末の墓もあります。(写真4)
お得なバス一日乗車パス・東海バスフリーきっぷ「三島1日券 みしまるきっぷ」
三島スカイウォークや山中城跡公園、三嶋大社・柿田川湧水公園等。三島周辺を路線バスで周遊する方へオススメ!
三島・沼津エリアの東海バスで使える、路線バスのフリーきっぷ(1日乗車券)です。
チケット名 「三島1日券 みしまるきっぷ」
チケット代金 大人1,500円 / 子供750円
販売は、三島駅南口の「東海バス切符売り場」や、「三島観光案内所」で行っています。
また、「みしまるきっぷ」は、小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot(エモット)」で、デジタルチケットとして購入いただけます。
- 所在地
- 三島市山中新田
- 時間
- 売店 10:00~16:00
(冬季は10:30~15:30)
- 定休日
- 売店 月曜日、年末年始
※悪天候時などは臨時休業あり
公園自体は特に施錠等なく、いつでも利用できます。 - 駐車場
- 専用無料駐車場(9:00~17:00)
案内所・売店から200mほど坂を下ったところに入口があります - 問合せ
- 山中城跡案内所・売店
TEL: 055-985-2970