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井上靖 ノベルウォーキング -三島市編-
井上靖の自伝的小説「夏草冬濤」に登場する主人公、洪作少年が中学時代に下宿していた三嶋大社周辺をご紹介
所要時間 | 距離 | 主な交通手段 |
---|---|---|
30~40分 | 1.5km | 徒歩 |
三島の駅(現在の三島田町駅)
小説に登場する軽便鉄道の「三島の駅」とは、現在の伊豆箱根鉄道駿豆線田町駅のことです。
洪作少年が故郷の湯ヶ島に帰るときは、この駅から軽便鉄道に乗りました。また当時は、この駅から沼津まで“チンチン電車”が走っていました。
真門家周辺(三嶋大社前)
真門(まかど)家は、洪作の伯母の家で、三嶋大社の鳥居の筋向いの家で、近くに茶碗屋があると小説内で紹介されていました。
現在でも三嶋大社の向かいには、「すぎうら」さんという陶器店が営業しています。(先ほど、杉浦陶器店の社長さんに確認したところ「父が、井上さんと同じ中学に通っていたよ」との情報もありました)
三嶋大社(大鳥居&神鹿園)
伊豆国一宮「三嶋大社」は、今も昔も変わらず三島のランドマーク。
約100年前の井上靖が中学生だったころと同じで、社頭には石でできた大きな鳥居があり、神鹿園にも(代は変わっていると思いますが)鹿がたくさんいます。
水辺の文学碑
三嶋大社から白滝公園にかけての300mほどの通りに、三島ゆかりの文豪の石碑が立てられています。井上靖の文学碑には小説「少年」の一説が刻まれています。
風土&あひる図書館
市立公園楽寿園に隣接する居酒屋「風土」さんの2回に、私設図書館がオープンしました。本棚1棚を、オーナーさんが買い取り、自分の好きな本を並べています。面白い本にであえるかも♪
井上靖 ノベルウォーキング -長泉町編-
井上靖、そして自伝的小説「しろばんば」や「夏草冬濤」に登場する主人公“洪作少年”ゆかりの地をめぐる、ノベルウォーキング。三島市の隣町「長泉町」にも、井上靖文学館(クレマチスの丘)などがあり、ゆかりの地めぐりが楽しめます!!
詳しくは、ながいずみ観光交流協会のHPをご確認ください!
https://www.kanko-nagaizumi.com/walk.html