モデルコース
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三島の文化と歴史に触れる「三島宿西遊(せいゆう)コース」
東海道の宿場町「三島」の史跡や寺社を巡る、三島宿西遊コースのご紹介。
奈良時代の国分寺跡の礎石や、戦国時代の農業用水路の千貫樋、江戸時代の宿場の名残である時の鐘などの史跡も多く残る、三島宿の西エリアを巡る散策コースです。
所要時間 | 距離 | 主な交通手段 |
---|---|---|
徒歩50分(滞在時間は除く) | 約4km | 徒歩 |
三石神社・時の鐘
JR三島駅南口から徒歩15分。(三島広小路駅から徒歩1分。)
源兵衛川沿いの三石と呼ばれる巨石の上に、稲荷を祀ったことからその名がついたといわれる三石神社。敷地内には宿場町に時刻を知らせていた時の鐘が設置されています。(現在の時の鐘は戦後(昭和25年頃)復興したものです。)
阿闍梨小路・市子石
国分寺から南に続く参道を、阿闍梨小路(あじゃりこうじ)と呼びます。阿闍梨とは、弟子に仏教を伝授する先生のことです。由来はいろいろあり、中でも天台・真言宗の僧位で阿闍梨屋敷があったからという説が有力です。
市子石は、三島七石(ななせき)の一つ。昔はこの石にことよせて、占いを行っていたのではないかと云われています。
木町観音堂
境内に入って右側に西国33カ所観音像が祀られています。弘法大師西国33カ所巡礼へ行けない人がお参りを行う場所です。
左には、言成地蔵尊が祀られています。(三島宿の民話:言成地蔵)
林光寺
林光寺の開山上人は、甲斐の国武田信玄の5男信景(故信上人)。境内には故信上人の墓をはじめ歴代の上人の墓、武田信玄の孫といわれている神沢義発公の墓などがある。
秋葉神社
三島市唯一の防火の神様が祀られている神社。冬の三島は強い季節風が吹きこむので、三島宿の一番西の町に、火防(ひぶせ)の神としてまつられたそうです。
千貫樋
戦国時代のころ、楽寿園・小浜池の湧水を駿河六ヶ村に引くために境川上に架けられた水道橋。関東大震災で壊れてしまったときに、コンクリートで作り直した。用水路として現役で働いています。
善教寺
浄土真宗。本願寺門主が将軍への挨拶のため江戸に参る際は、宿泊・休憩所として善教寺へ度々立ち寄った。
白道こども園が併設されていて、子供たちの元気な声も聞こえてくる地域に根差したお寺。
栄町公園
若宮神社
三島市の西地区11町の総氏神として敬われている神社で、地元では「八幡さま」と親しまれている。
国司により勧請された八幡神社で、例祭には伊豆国在庁が参向し奉幣の儀が行われていたといわれている。
伊豆国分寺
奈良時代、聖武天皇の詔によって全国各地に建てられた国分寺。伊豆国分寺の境内には、8つの巨石が残っており、伊豆国分寺の七重の塔の礎石であったと考えられています。その礎石から七重の塔は60mほどの高さ(20階建てのマンションくらいの高さ)があったといわれています。
本覚寺
伊豆国分寺跡に日出上人(にっしつしょうにん)により建てられた日蓮宗の寺です。
蓮馨寺
昔、寺の裏に蓮沼池(はすぬまいけ)という大きな池があり、蓮の花の香りのする寺という意味から蓮馨寺と名付けられた。
山門を入ると、すぐ右側に松尾芭蕉の墓があり、「いざともに ほむぎくらわん くさまくら」と芭蕉の句が刻まれている。この寺の住職が芭蕉の弟子だったという縁で墓が建てられた。