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三島のうなぎは美味い!なぜだ!
目次
三島のうなぎが美味いのは、水がいいから!
三島の名物はうなぎですが、うなぎの産地ではありません。
なぜ産地ではない三島のうなぎが美味しいのか、その理由は三島の水(富士山の伏流水)!
うなぎを4~5日この水に打たせることで、生臭さや泥臭さを消し、余分な脂肪分だけ燃焼させることが出来ます。
三島のうなぎ専門店は調理前にうなぎをさらしているんです。
「土用の丑の日」は夏だけじゃない!
夏が有名ですが、実は土用の丑の日は春・秋・冬にもあります。
「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬直前の約18日間を示す言葉です。また、昔の暦では、日にちを十二支(子・丑・寅…)で数えていました。
つまり、土用の期間中にある丑の日が「土用の丑の日」なのです。
(土用の丑の日がたくさんあるな)と思う年があるのも、この理由からです。
天然うなぎの旬は、冬眠に備えて身に養分を蓄える晩秋から初冬にかけての時期とも言われています。
いつ食べてもおいしいうなぎ、ぜひ三島でお召し上がりください!
三島には、うなぎを提供する飲食店がたくさんあり、中心市街地を歩けば香ばしい香りがあちこちから漂います。
店ごとに、タレの味や焼き加減が異なりますので、食べ比べて、自分好みの味を開拓してみてください。
ちょこっとスポット「うなぎのお宿」
三島商工会議所1階には、「うなぎのお宿」という水槽が設置されていて、生きたうなぎを観察することが出来ます。
これが、本当の「鰻の寝床」!
うなぎにまつわる昔ばなし
うなぎは三嶋大明神の使者!?
かつて三嶋大社の神池に、たくさんのうなぎが生息していたことが多くの古文書から伺えます。いつからか「うなぎは三嶋大明神の使者。捕って食べると罰が当たる」と言い伝えられてきました。
一説によると、明治維新の際、薩摩・長州の兵隊たちが三島に宿泊した折、うなぎを捕まえて食べてしまったそうです。後日兵隊たちに何も罰が当たらなかったことを知り、三島の人たちもウナギを食べるようになったとも言われています(諸説あります)。
耳のあるうなぎの伝説
江戸時代に書かれた食物書「本朝食鑑」には、『三島の神沼には耳の生えたうなぎがいる』という記載があり、耳のあるうなぎの標本が描かれています。
この耳のあるうなぎ伝説は三島市だけではなく、千葉県井原市や千葉県富津市、山梨県韮崎市、東京都練馬区という各地に残っており、三嶋大社の神池にも本当に耳の生えたウナギが生息していたかもしれませんね。
三島うなぎ、食べにいこう!